大阪 2 days

 備前では期待以上の走りを見せてくれたさつきだが、ちょっとした物音や周りの犬たちに反応してすぐパニックを起こす奴だからなー。やっぱり心配。今回の目標は、「スタートでパニックにならない」ことだ。

 一日目、AG。
 4番ハードルを越えたところで、漂流を始める。ハンドラー、絶叫。何とか我に返る。 
 7番ハードルを越えたところで、再び漂流の気配。ハンドラー、またも絶叫。しかし、ハンドラーの立っていた場所は、7番ハードルの手前。我に返ったさつきは、当然ハードルを逆跳び。失格。
 「日本一、犬を信用していないハンドラー」
の烙印を押される。否定できないけど。
 恥ずかしくて、動画はお見せできません。

 気を取り直して、JP。


 ノーミス完走。しかし、遅い、遅すぎるぞ。
 鈍足のハンドラーより遙か後方を走ってどうする。お陰で、フロントスイッチはやり易かったけど。タイム減点7.38秒は、95頭中34位だった。

 二日目、AG。
 審査員長マルコ・モーエンのコースは難しいと言われるが、さつきは一昨年の大阪でノーミス完走している。縁起がいいかも。


 ノーミス完走。しかし、またもやタイム減点3.69秒 orz
 3番トンネル出てくるの、遅すぎ。反対側から出てくるかと思ったよ。15・16・17番のハードルシークエンス、失格を恐れて中抜きをせずに外を回したが、相当タイムロスになっている。CRできると思ってなかったのでタイムより正確さを取ったが、このような結果になると、悔いが残る。99頭中23位。

 日頃の練習でも、旋回の箇所で漂流しやすいのはわかっていたが、一日目のAGの失敗で、呼び戻しは無理とわかった。サイドチェンジとフロントスイッチを多用して、常にさつきの進行方向にいるほうが、成功の確率が高い。が、あんまりクルクル回っていると、途中で自分の立ち位置がわからなくなる恐れがあるのだ。
 それがもろに出たのが、JP。ついにやってしまった、痛恨のコースミス!(動画はありません)
 13番スラから直角に曲がって14番ハードルに行こうとしたら、我々の進路上に大庭さん(審査員)が立っている。
「何でこんなところに大庭さんが?」

 そのまま進行。
   ↓
 大庭さん、どけない。
   ↓
 どんどん近づく。
   ↓
 やっぱり大庭さん、どけない。

 ここに到って、ようやく、気付く。
「もしかして、私、間違ってる?」
 次に跳ぶつもりのハードルを確認すると、番号札がない!

 あ゛〜、間違えた〜〜

 ハンドリングが乱れたせいか、珍しくバーを落とし、失敗1、寄り道の代償はタイム減点16.09というトホホな結果に。48位。

 「スタートでパニックにならない」という目標は十分すぎるくらい達成できた。惜しいところでポイントカードを逃したのが悔やまれるが、それは贅沢というもの。むしろ、暑いとやる気がないことを露骨に態度に表すさつきが、最高気温28度の中、最後まで集中を切らさなかったことを褒めてやるべきだろう。

 今回の競技会では、他の収穫もあった。
 日吉ちゃんママと色々お話しできた。二日目、スキッパーキーのまぐろちゃんに遭遇。見学に来られてました。ヒペリカムさんも、3頭連れてお仲間の応援に来られていました。出走前で、ゆっくりお話しできなくてすみませんでした。走り終わって帰ってみたら、もうお姿がなかった。
 一方、コイケさんでは、うにちゃんのお友達のパールちゃんにお会いしました。8ヶ月のエアリアルより一回り小さい。というより、これまで成犬でもエアリアルより大きいコイケさんに会ったことがないんだけど(^^ゞ 匂いを嗅がれるのを嫌がって、尻尾をお尻の下に敷いてオスワリしているのに、しつこく嗅いじゃって、ごめんなさい。でも、困った顔をしているだけで、全然ガウって言わない大人しいイイコでした。日吉ちゃんママのお知り合いのところに来た3ヶ月のコイケパピーとは、エアリアルが心ゆくまで遊んでもらいました。
 その他、webで偶然見つけて気になっていたワンコのオーナーさんともお話しすることができ、待ち時間も楽しい競技会だった。

 そして、泉大津といえば、りんくうプレミアムアウトレットモール。競技の進行が早かったのをいいことに、二日連続で行った。トリ○プの¥2100というユ○クロ顔負けのナイトウェアに感激し、ずっと買わなきゃと思っていたスニーカーを買い、競技以上に共々、充実した二日間でした。

by sawa4482 | 2009-04-19 23:32 | スキッパーキー