退院延期

 22日(金)までは、いつ電話しても、返ってくる返事は、
「順調です。イイコにしています。」
だった。
 24日の夕刻、ATOM動物病院から電話。23日(土曜休診日)、激しく吠え、気管の縫合部が裂けて空気が漏れたと。皮下に溜まって「皮下気腫」という状態になった。
 最も恐れていた事態だ。
 皮下気腫そのものは、見かけはすごいが、命に別状はない。放置していればその内吸収されて元に戻る。が、空気が胸腔内に漏れると、肺や心臓を圧迫して命に関わる。皮下のみであっても、自然に閉じないようなら、再手術が必要になる。
 今は皮下だけですんでいるけど、胸腔内に広がらないという保証はない。手術が無事に終わったことで、最大の関門を通過したと安心していたのに。さつきのためによかれと思って受けた手術で命を失う結果になったら、どうしよう。まだ若いのに子供の頃から病気続きで、これで元気になれると思った矢先に、東京で独りぼっちで死ぬようなことになったらと思うと、かわいそうでかわいそうで、泣けて仕方なかった。
 いてもたってもいられない一夜が明け、翌朝一番に電話したところ、どうにか落ち着いていると。

 このことをお師匠様に話すと、
「それだけ元気になったということじゃないの?」
と。大体、犬が手術の後、縫合糸を自分で噛み切ったりしてトラブルを起こすのは、治りかけだそうだ。言われてみれば、さつきは元々、自分のハウスの半径1m以内に他人が入ったら、ハウスが移動するほど激しく吠える犬だ。全く初めての場所に置き去りにされて怖かったから、結果的にイイコでいられたに過ぎなかった。吠えるというのは、慣れた証拠とも言えるだろう。ATOMで皮下気腫が起きたのは、200例以上ある症例中、さつきが3例目だそうだ。何たる不名誉 orz

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 ↑これは、25日の写真。一見普通だが、毛を剃られているのに、体の輪郭が毛があった時と同じ。ということは、毛の厚み分、皮下に空気が溜まって膨らんでいるということだ。こんなんでも、快食快便だと。
 28日の時点では、かなりしぼんできており、ひとまず再手術せずに様子を見たいという話だった。現在、一日2回鎮静の注射を打っているが、効果が切れる頃になるとかなり吠えるらしい。
「また裂けるんじゃないかと思うくらい」
と、先生でさえ心配するくらいだ。

 どうか、このまま治ってくれますように。どんな形でもいいから、生きて帰ってきてほしいです。

 というわけで、退院日、まだ未定。
 

by sawa4482 | 2010-01-31 14:48 | スキッパーキー