再会

 再会するにあたって、さつきがどういう態度で迎えてくれるかが、心配だった。

予想その1.「寂しかったよ〜〜〜」と、飛びついてくる。
予想その2.「あ、迎えに来たの。じゃ、帰ろ。」と、スタスタ。
予想その3.「よくも一ヶ月もほったらかしにしたわね!」と、怒って無視。

 ま、「その1」は、ないなと思ったけど、現実は限りなく「その2」に近かった。

 院長先生から一通り説明を受け、支払いも済ませると、いよいよさつきが連れて来られた。診察室のドアのガラス越しに、ハーネスを着けられるさつきが見えた。向こうもこちらを見たようだったが、反応なし orz
 いよいよ、ご対面。駆け寄ってくるでもなく、普通に歩いてきた。
「エアリアルだったら狂喜する場面なのに、やっぱりさつきはあんまり喜んでくれないわ」
と思いつつ、ナデナデすると、ゴローンと転がってお腹を見せた。抱き上げると、顔をペロペロ。日頃から素っ気ないさつきなりに、再会を喜んでくれた(と、思うことにしよう)。

 抱き上げたら、ずいぶん軽く感じた。エアリアルの重さに慣れたためかと思ったが、触ってみると、背骨がごつごつ触れるほど痩せていた。特に、脚の筋肉がすっかり落ちていたのには衝撃を受けた。4週間に渡ってケージの中にいたのだから、無理もない。帰ったら、少しずつ運動して、体力を取り戻そうね。

 いよいよお別れという時になって、院長夫人(やはり獣医さん)が、
「さつきちゃん、元気でね」
と撫でようとする手を、

   かぷっっ

 歯は当たらなかったものの、確かにカチッと空咬みの音がした。

 恩を仇で返す犬、さつき


 エアリアルとの対面も、心配のタネだった。ほぼ4週間、飼い主を独占し、ベタベタしてきた所にさつきが帰ってきたら、侵入者と見なして攻撃するんじゃないか?
 それを防ぐために、お迎えにはエアリアルも連れて行った。一緒に帰ってきて、家に入るのはさつきが先。そこまで気を遣ってやったのに、帰宅して一番にしたことは、エアリアルにマウントorz。黙って乗っかられるエアではないので、成功しなかったけど、
「あたしがいない間に、大きな顔をしてたんじゃないでしょうね? 誰が女王様か、はっきりさせてやるわ。」
と、アピールしてました(笑)。
 帰宅早々、テーブルの上の物を物色するし、中身はちっとも変わっていませんでした。

↓ツキノワグマ
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by sawa4482 | 2010-02-12 22:23 | スキッパーキー