ありがとう、エアリアル

エアリアルのいない部屋に帰った時どのような気持ちになるのか、怖かった。

部屋に入ったら、アロマキャンドルの香りとともに、エアリアルの匂いが残っていた。不思議に寂しさは感じなかった。

エアリアルが息を引き取った時のやせ細った手触り、力の抜けたエアリアルの体をきれいにするためにソファに連れて行く時の驚く程軽かったこと。生々しく思い出せる。

エアリアルと二人きりの時間の大部分を過ごしたソファに座ると、エアリアルが横たわって苦しそうに息をしていた姿が、ありありと浮かぶ。

エアリアルの魂が不自由な肉体から解放されてよかったと、今、心から思える。

エアリアルの肉体は滅びても、エアリアルが残してくれた思いや、エアリアルのおかげで知り合えた人たちとの絆がなくなるわけではない。

エアリアルの死は、私の人生の中で最大の悲しみだった。でも、エアリアルとの暮らしは、それを補って余りある素晴らしいものだった。エアリアルは、犬の素晴らしさだけでなく、人の温かさも教えてくれた。お悔やみの言葉やたくさんの花束を頂いて、エアリアルがどれほど皆さんから可愛がられていたか、改めて知らされた。

ありがとう、エアリアル。

あなたをもう一度抱きしめたい。必ずまた犬に生まれ変わって、ママの所に来てください。また会う日を信じています。
 
 

by sawa4482 | 2012-11-02 20:37 |