2週間です

 昨夜は、何度も時計を見ては、「2週間前の今頃、エアリアルはこうだった」とか、「この何時間後には、エアリアルはいなかったんだ」とか、考えるばかりしました。

 ローレンに指摘されるまでもなく、エアリアルが生まれ変わることがあるとしても、生前と全く同じ姿で私の前に現れることは、現実にはあり得ないことです。それでも、狂おしいまでにエアリアルとの再会を望まずにはいられませんでした。エアリアルに会えるなら、どこまででも行ったでしょう。エアリアルが蘇るなら、どんな犠牲でも払ったでしょう。

 エアリアルに二度と会えない事実を認めざるを得なくなると同時に、時間の感覚も、現実に戻ってきました。エアリアルがいなくなって以来、私の時間軸は異次元で進行していました。エアリアルがいたのが遥か昔に思えたり、別の世界の出来事だったり、現実ではなくて長い夢だったように思えたり。
 ですが、今は、エアリアルは確かにここにいて、たった2週間前にいなくなったんだと、現実のこととして感じられるようになりました。そして、エアリアルに会えない悲しみが、深く深く心にしみ込んでいきます。

 今日は、仕事中も、犬の散歩中も、不意に涙があふれて止まらなくなり、こらえるのに苦労しました。アルファは、楽しいいい子です。でも、アルファと遊んでいると、エアリアルが遊びに加われなくなっても、不自由な脚で私の後ろにいつの間にか来ていたことが思い出されます。散歩に行くと、エアリアルが亡くなる前日までおしっこをしていた場所でエアリアルの姿が浮かびます。何を見ても、何をしても、エアリアルの思い出に結びついて、心から楽しむことができません。短い子犬の期間を楽しむことができないのは大変もったいないことですが、どうしても無理なんです。

 姿が見えなくてあたりを探すと、必ず足元にいたエアリアル。自分だけ散歩に行けなくなっても、リビングのドアの前まで来て待っていたエアリアル。エアリアルは、私の側にいられさえすれば幸せだった。最近、やっと、エアリアルの笑顔を思い出すことができるようになりました。エアリアルのことを思い出すとき、悲しみではなくて、幸福と感謝の気持ちが湧くようになるのは、一体いつのことになるんだろう?
 

by sawa4482 | 2012-11-14 20:17 |