アスリートさつき

 時には二枚の板に命を託して絶壁のような雪面を滑り降り、時には42.195kmを走り抜き、またある時は8000mの高みで酸欠寸前になり。より高く、より速く、より遠くへ、アスリートたちは、なぜ、頼まれもしないのに自分の肉体を限界まで痛めつけるのであろうか。行き着いた先に神が見えるというのか。

 さつきよ、君もアスリートなら、教えてくれ。なぜ、君は、頼みもしないのに日々自分を鍛えるのか。より高く、昨日よりも高く。
 昨夜よじ登った調理台の上に、何が見えた? 君が壊したラリックのシャンパングラスの向こうに、神は見えたか?

by sawa4482 | 2005-09-01 17:24 | スキッパーキー