♪帰ってこ〜いよ〜♪

 翌日は、夜半から降り始めた雨が全くやむ気配を見せない、あいにくの天気。地面がぬかるんで、田植えができそうなくらいだ(ウソ)。飼い主のテンション、早くも凹みまくり。表彰台に縁がないことはわかりきっているので、さっさと出番を終わらせて帰りたい気持ちで一杯。
 一方、さつきさんはというと、JPもAGも、スタート地点から挙動不審です。座らないし、グランドスチュワードにビビるし、周囲をきょろきょろ見回して、飼い主に注目できない。いつも、スタート直前に、さつきの意識がどちらに向いているか探るため、一瞬手を離してみる。やる気がある時は、ハードルの方へ飛び出そうとする。が、この時は、身体、全然反応なし。視線は全く違う方向へ。すでにこの時点で、失格は決まったようなもの。

 JPは、ハードル→ロングジャンプ→左に90度旋回という構成だった。犬を右に付けて呼び戻すのが王道だが、さつきの逃走パターンからすると、左に付けてロングジャンプを跳んだところで飼い主が左に回り込み、直進しようとするさつきの進路を絶つのが良策かと思われた。で、ジャンプ→ロングジャンプの次、さつきさん、何を思ったか「右に」90度旋回してウォールを跳んでしまった。むっ、そう来たか。毎回、意表をついてくれるヤツだぜ。当然失格なのですごすご退場・・・・となるはずが、リードを受け取っている間にグラウンドの端っこまで逃げていた。呼べば近くまでは来るものの捕獲させず、近寄れば逃げるを繰り返す。これは、備前の悪夢の再来か。「犬を連れて退場して下さい」とアナウンスされる始末。そんなこと、わかっとるわい、バカ!バカ!
 最後は、「コイ」で呼び寄せて、そのまま一緒に走って退場した。これも、「一緒に退場した」と言えるのだろうか?

 AGは、ハードル2基が斜めに置いてあり、その次は鋭角に呼び戻してU字に置かれたブラックトンネルの遠い方の入り口から入れる配置になっていた。コースの後半は覚える必要がないんじゃないのか?と思いながらも検分。スタートは呼び戻す以外に手段がないので、オーソドックスに右に付けてスタート。最初の2基のハードルの向こうには障害がなく、視界が開けているため、直進して逃走するのを一番警戒していた。なのに、さつきったら、最初のハードルを跳んだ直後に左に曲がり、トンネルの手前の入り口から入ってしまった。スタートから失格まで、所要時間1秒。orz
 おかげで早く帰ることができた。「早く帰りたい」という飼い主の願いを聞き届けてくれたのね。だが、こういう形で実現してくれと頼んだ覚えはないぞ。(T∇T)
 ドラハに行く気持ち、一気に萎む。

 さつきのおかげで、日が暮れる前に家に着いたが、お師匠様始めスタッフは、雨の中、真っ暗になってからの撤収作業が残っていた。一日目にジャッジをしていた人が、二日目にお弁当を配っていたのを見て、ジャッジといえども何でもしなくちゃいけないのを知った(尤も、審査委員長だった外人だけは、雑用をしなかっただろうけど)。競技会ができるのも、スタッフのおかげですね。お疲れ様でした。

 記念品は、一日目はラップのセット、二日目は徳島名産藍染めのタオルだった。やはり、実用的なものが嬉しいね。
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 というわけで、一応「一緒に退場する」という目標は達成でき、無事捕獲したので、さつきは野良狸にならずに済みました。
 ↓完走の証拠。
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by sawa4482 | 2006-11-19 18:46 | スキッパーキー