また行ってきた、鬼澤先生のアジリティセミナー(一日目)

 二日目の方が先にupされたのは、教わったことを忘れないうちに早く書き留めておきたい気持ちもあったのだが、何しろ一日目が大変後味が悪かったもので・・・

 初日は、初級クラス。西日本は大雨・落雷の恐れありだったのに、ドッグランに到着した時は薄日が差していた。みんなで元気に朝の挨拶。
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 これならどうやら天気が持ちそうと期待したのも束の間。準備運動のオビをしている最中から、空が薄暗くなってきた。「フセでマテ」の時、ついに遠くで雷がゴロゴロ鳴った。雷恐怖症のさつき、フセていたのにガバッと立ち上がってそわそわし始めた。ありゃー、悪い兆候だわ。まもなく雨まで降り始め、全員テントの下に避難して、そこでオビの続き。けど、さつきは全く集中できない。終いには、バケツをひっくり返したような雨がテントに当たるバチバチという音と、大きくなる一方の雷鳴との二重奏に、さつきさん、何と、ガタガタ震えているではありませんか。先生に断って車の中に避難した。はぁぁぁ、幸先悪っっっ。
 しかし、天気回復の見込みなしと判断したか、学校の方で続きを行うことになり、その場は撤収した。

 六甲アイランドに、ものすごく立派な10階建ての動物専門学校がある。先日テリー・ライアンのセミナーがあったF市の某A専門学校の比ではない。アジ練だって、広々〜。けど、再開した時にはすでに1時を回っていた。この日の参加者は、アジが初めてという人から、競技会レベルまで様々。なので、初めての人と経験者とは、別メニューだった。↓初めてのハードル。
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 そうそう、私たちも初めはこうだったよな〜、犬と一緒にハードルを跳び越えたり、一本飛べたと言ってはおやつをやったり・・・

 と、このあたりまでは余裕でいられた。が、いざ自分の番が来ると、さつき、やる気なしなしオーラ全開です。飼い主に注目してないし、走るのも遅い。特に、スラロームときたら、亀ののろいか。さつきが下を向いてノロノロ歩いていたら、ダメ出しされた。
「下を向いてやる気がない時は、やめさせてやり直し。40〜50%の力でOKを出すと、それを容認することになる。そうじゃなくて、常に100%出させなければいけない。」
 うーむ、今日のさつきに100%出させることができたら、名人だよ。嫌々やっているのがありありなのを、何とかなだめすかして続けていたら・・・
 何をしている時だったか、思い出せない。直前の記憶が、全部ぶっ飛んでいるのだ。突然、狂ったように体育館中を走り回り始めた。他の人たちがやっている場所も邪魔し放題。当然、呼んでも来ない。逆上のスイッチが入った私が放った言葉。

「バカ犬〜〜〜〜、コロス!!!」

 本当に、そう言った。

 周りを見る余裕はなかったが、その場にいた人たちはきっとア然としただろうな。こういう時のさつきは、絶対捕まらない。最後は、自らトンネルに入ったところを、鬼澤先生と私とで出入り口を塞ぎ、私がさつきの首をつかんで引きずり出した。当然、反省部屋(=クレート)行きです。
 カッカしている私を、鬼澤先生が一生懸命なだめようとする。練習なんだから、こういうことが起こった時のトラブルシューティングを学習する機会にすればよい。周りのことは、僕が気を付けるから、他の人の迷惑になるとか、そういうことは考えなくていい。
 先生のおっしゃることは、いつも正しい。しかし、私の頭の中では、

こんなに時間とお金をかけても、ちっともよくならない。
さつきがダメダメだから、こうやってセミナーまでやって来てるのに。
少しも直ってない。
効率悪い。
相棒がさつきじゃなかったら、もっと上位に行けるのに。
もう、アジ、やめようかな・・・・


 こんな思いが繰り返し湧いてきて、気を鎮めて再開するのはできそうもないと思った。けど、ここまで来て途中でやめて帰るわけにもいかない。しかも、練習するからには、ないやる気をかき集めてさつきの気分をよくしなければならない。しかし、これは、あんなことがあった後では、大変難しいことだ。この日、経験者は、コンタクト障害、トンネル+スラを繰り返し練習したのだが、最後までさつきは全くやる気を見せなかった。何度もふらふらさまよって、その都度首輪をつかんで引き戻さなければならなかった。
 まあ、それでも、嫌々ながらでもかろうじて最後まで練習を続けられたし、他の犬に突進しなかっただけ、まだマシか・・・相変わらず、進歩がないねぇ。

 実を言うと、この日何を教わったのか、よく覚えていない。サイテーの気分は、翌日の練習開始まで続いたのであった。

by sawa4482 | 2007-06-11 13:23 | スキッパーキー