包帯犬

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 本日午後1時半より、さつきはこのお姿となりました。

 事故ってのは、ちょっとした不注意で起きるものですね。今朝、散歩から帰って自宅へ向かう共用階段を上っていた時のことです。さつきは、上りの時はいつもリードを引っ張りながら我先にと上がっていく。この日も、リードにぐっとテンションがかかった拍子に、前脚が滑り、階段の角で顎の下あたりをぶつけてしまった。これまでになかった転びようだったのでドキッとしたが、すぐに何事もなかったように階段を駆け上がった。ところが、家に戻って体を拭いてやろうと胸のあたりを触ったとたん、

 きゃひ〜〜〜〜ん、 ガブーッ(←飼い主を咬んだ)

 尋常ではない痛がりよう。さては、骨が折れたかな。確かめようにも、逃げ回って絶対に触らせようとしない。普通に走ることはできるんだ。でも、犬がただの打ち身であそこまで痛がるのはおかしい。すぐさま、獣医に連れて行った。

 こういう日に限って混んでいて、さつきの順番が回ってきた時には、すでに受傷から一時間半も経っていた。診察台にのせられて先生が触っても、あ〜ら、何ということでしょう、全然痛がりません。ただの打ち身で、待っている間に痛みが取れたかな、頼む、そうであってくれ!
「念のため、レントゲンを撮りましょう」
 やっぱりそうですよね(__;)
 待つことしばし、出来上がったレントゲンを見て、
「肋骨の2番目と3番目が折れてますね」
 シロウト目にもわかる亀裂がクッキリ。レントゲンで見たさつきの骨は、びっくりする程細かった。こんな細い骨で、よくもあんなに跳んだりはねたりできるもんだ。二週間後に競技会が・・・ともごもご言う私に、
「競技会は無理ですね」
と、先生、きっぱり。そ、そりゃそうですよね(汗)。それどころか、一週間は、外をお散歩するのもダメだって。
「肋骨が肺に刺さって胸に血が溜まるよりいいじゃありませんか」
それはその通りですが・・・脚だったら競技生命が絶たれていたかもしれないから、それよりはましですが・・・。家の中でじっとしていろなんて、さつきにとっては、死ねと言うのも同然です。幸い、骨の位置がずれていなかったため、そのまま様子を見るだけでよいということだった。けど、安静? そんなん、絶対無理!! そうだ、
「洋服を着させると大人しくなるので、包帯でぐるぐる巻きにして下さい」
と、お願いした。
「嫌がってむしりませんか?」
「固まるから、大丈夫です」

 痛み止めの注射をしてもらい、消炎鎮痛剤飲み薬ももらって、保険を使って〆て¥6300ナリ。チャリーン。飼い主の懐も痛いよ。

 そういう経過で出来上がったのが、↑のお姿です。実は、この写真を撮った時、隣の犬が吠えていた。いつもなら、どどどーーーーっと窓際に駆け寄って激しく応戦するのに、この時はうーっと唸っただけ。包帯の鎮静効果、絶大です。それとも、吠えると痛かったのかな?

 その後、飼い主は心労の余り床に就き(昼寝ともいう)、さつきはハウスに格納されました。↓
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 夕方になったので、出られるように入り口を開けてやっても、全然出てきません。
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 夕食時、いつもならフードをもらおうと足下で待機しているのに、ハウスに入ったまま。水も飲まず、じっとしています。傷ついた野生動物のあるべき姿です。

 ところが、すっかり安心して目を離したら、いつのまにか↓
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 こらぁ〜〜っ、あんたは重傷患者でしょうが!

 せっかく、残暑が治まって秋の陽気になったとたん、訓練どころか、お散歩にも行けません。これから競技会が目白押しなのに・・・。福岡はもちろんキャンセルです。岡山に間に合うかどうか。「無事これ名馬」という言葉の意味を、しみじみかみしめています。

by sawa4482 | 2007-10-15 17:50 | スキッパーキー