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BARF大作戦二日目

 Billinghurst's BARFは、一旦解凍したら、再冷凍不可、骨が入っているから加熱も不可。解凍後二日以内に食べ切らなければならない。このままでは、全部が三角コーナー行きになってしまう。世の中には、今日の晩ご飯が食べられない野良犬もいるというのに! 少しでも消費してもらおうと、好みのドライフードをふやかしたものと、大好きなヨーグルトとを加えて混ぜ混ぜしてみた。見た目は、とうてい食べ物とは思えないゲロまずそう。それでも、混ぜ混ぜした分はどうにか完食してくれた。結局、半分くらいがゴミに。
 もったいない!
 
 これに懲りて、生食に慣れるまで、Billinghurst's BARFは封印です。まずは、生肉に慣れてもらいましょう。馬肉の生は好き。しかし、サビさんが、馬肉は尿結石にはよくないと教えてくださった。それに、肉を中心に与えると、カルシウム不足になる。そこで、とり農園さんから、骨ごとひき肉を取り寄せた。初回に限り送料無料のセットには、鶏丸ごと・手羽丸ごと・ささみの3種類のひき肉が入っている。最初に、手羽で試してみる。見た目はこんな感じ↓
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「マテ」
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 目つきが真剣です。

「ヨシ」。はぐはぐはぐはぐ・・・・・
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 鼻が曲がっている(笑)のもお構いなし。ものすごい勢いです。

 空になった器を、名残惜しそうに舐める。
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 馬肉をも凌ぐ、すごい食いつきのよさ。生肉そのものは好きそう。Billinghurst's BARFを与えた時も、「お肉は食べたいんだけど、混じっているこれ(それが何かが不明)がイヤなの」という感じだったもんな。

 これから生食中心になるかどうかは、偏に尿検査の結果にかかっております。結果については、順次upします。

by sawa4482 | 2007-06-28 15:07 | スキッパーキー

鬼澤先生のアジリティセミナー後日譚

 セミナー一日目にさつきとその飼い主が起こした騒動は、その日のうちに鬼澤先生からお師匠様に告げ口されていた(笑)。鬼澤先生が、
「さつきが本性を出しました。ママも本性を出しました。」
と言うので、今度は一体何をしでかしたか、お師匠様はずいぶん期待していたらしい。ところが、私のblogを読んで、
「なぁ〜んだ、こんなことか。」

 そうなんです。毎度のことなので、あの程度ではアジ仲間は誰も驚かないのよ。でも、高山先生(セミナーの主催者)のところの生徒さんは、犬も飼い主もみんなお行儀がいいから、彼らの目には、広島の田舎から出てきたガラの悪い女は、さぞ異質に映ったことであろう。

by sawa4482 | 2007-06-26 14:32 | スキッパーキー

BARF大作戦

 これがBARFだ!
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 その名も、"Dr. Billinghurst's BARF Diet"。肉・骨・内臓・野菜など、必要な素材が全て入っていて、あとは解凍して与えるだけ! お手軽! 鶏・牛・ラム・ポーク・カンガルー、それらを全てミックスしたものの6種類ある。これはカンガルーで、冷凍「パティ」が12枚入って¥3,754。1枚約410kcalなので、さつきだったら一日1枚やればよいことになる。すると、一日約300円。一ヶ月約1万円。5kgの小型犬の食費が一月1万円って、普通に考えると高くないか? 尤も、トレーニング時のトリーツを差し引かなければいけないから、実際は一日半枚も必要ないと思われるが、それにしても、手作りしないと財布が持ちそうにない。

 例によって、まずは飼い主がクンクンしてみる。肉や内臓の生臭さはほとんどなく、ヨーグルトとスイカをミックスしたような匂いだ。さて、生手羽先は余りお気に召さなかったさつきだが、これはどうかな〜? 
 皿に入れて移動すると、目は皿に釘付け、垂直跳びしながら後を追う。これは、よさそうな反応じゃ〜〜ん。まずは一口、手から与えてみる。恐る恐るくわえて、よそへ持っていく。うむ〜、これは、余り喜んでいない時の反応。案の定、匂いを嗅いだり舌先でちょろっとなめたりするだけ。
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 終いには、食べずにその上でクネり始めました。
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高い方のカーペットの上でクネるな〜〜〜〜!

 改めて皿に乗せてやると、取りあえず、匂いは嗅いでみる。
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 けど、食べない。一口ずつちぎってよそへ持っていき、匂いは嗅ぐけど、やはり食べない。
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 クネるだけクネったら、飽きてどこかへ行ってしまった。
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 市販のおやつだったら、初めての物でもいやしくがっつくくせに! ジャンクフードばかり買い食いして家のご飯を全然食べてくれない子供を持つ母の心境(T.T)

 昨日やった鶏ささみのタタキは喜んで食したので、生馬肉で試してみることに。レンジで解凍したら、火が通り過ぎてしまったけど、まあいいか。
 待っている時の目つきからして違う。
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 「ヨシ」
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 未練たらしく、皿を舐める。
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 調理した肉は、大好きみたい。しかし、BARFに対しては、ビリングハースト博士の言う「お皿に入っているのは食べ物ではなく、それには一切関わりたくないという意思表示をする」類のようだ。カンガルーじゃなくて、せめて食べ慣れたチキンあたりから始めればよかったかなぁ・・・

 このように、BARF大作戦一日目は、ものの見事に玉砕。後には、肉汁だらけのカーペットの掃除と、スイカの匂いのするさつきの洗濯が待っていたのでした。

by sawa4482 | 2007-06-23 13:35 | スキッパーキー

「隗より始めよ」

 BARF開始に向けて、着々と素材を揃えているところでございます。この日届いたのは、星さんに教えていただいた、「とり農園」の鶏肉。ただし、
          人間用(爆)

 や、だって、大切なさつき女王様に食していただく前に、しもべがお毒味しないといけないでしょ。・・・って、自分が食べたかっただけでしょ!( ^^)/☆((゜◇゜)

胸肉のタタキ。日頃、生肉は敬遠しているのだけど(細菌と寄生虫が恐いから)鶏なら寄生虫はないし、せいぜいサルモネラでしょ、と思いきって食してみた。
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臭みは全くなく、柔らかくて甘みがある。生肉の苦手な私でも十分食べられた。個人的には、翌日食べたささみのタタキの方が好み。

せせり串(ネギは別)。タレがないので塩で。ただし、塩にはこだわりました。伊豆大島の天日塩です。
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 一日目は、解凍に失敗して肉汁が出てしまった。文字通り、「味気ない」。二日目、肉汁が出ない程度に半解凍して焼いたら、こちらは正解だった。

 うーん、まじめに生産している態度には好感が持てるけど、やっぱり若鶏の味だな〜。とは言っても、さつきが味にこだわるわけないし、名古屋コーチンを与えられるほど富豪でもない。何といっても、骨ごとミンチはBARFには欠かせない。試してみよっかな。

by sawa4482 | 2007-06-22 12:29 | 食い物

異臭騒ぎ

 おやつも、穀物が多く含まれるビスケットを止めて高タンパク・低カロリーのものに変更しなくちゃと思っていた折りも折り、タイミングよく、日頃から日用品や犬のおやつを買っているオーガニックショップから、サメのおやつが特別割引になるというお知らせが来た。早速注文した。
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 犬同様、初めてのものは何でもクンクンする癖のある飼い主、早速袋を開けて、無防備に鼻を突っ込み、肺いっぱいに空気を吸い込んだ、そのとたん、

「げほっ! ごほっ、ごほっ、ごほっ‥」

 強烈なアンモニア臭に悶絶するTanuko。そう、サメの肉にはアンモニアが含まれていることを、すっかり忘れておりました。

 異臭「騒ぎ」というより、一人で騒いだのだが、クサイ物の好きなさつきなら、気に入るかも、と、ちぎって差し出してみた。
「食う?」
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「マテ・・・・・・ヨシ」
ばくっっっ
「あっ」
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 速すぎて、ブレブレになったじゃないか〜〜〜。

 やはり、お気に召した様子。これなら、暑くなると露骨にやる気のなくなるアジ練で、少しはモチベーションを上げてくれるかも。

《Tanukoのミニミニ蘊蓄》
 サメの肉はアンモニアを含むため、腐敗しにくい。流通網が発達していなかった昔でも、山間部まで生で運ぶことができた。だから、新鮮な生魚が手に入らない広島県三次地方では、鮮魚の刺身の代わりにサメの刺身が祝い事に欠かせなかった。三次では、サメのことを「ワニ」と呼ぶ。今でも、「ワニ料理」は、三次の名物である。

 

by sawa4482 | 2007-06-20 11:27 | スキッパーキー

さつき、生還

 昨日、鼻涙管洗浄を受けてきました。

 最初の難関は、「朝から絶食」。生後7ヶ月で避妊手術を受けた時は、フードを使わずにクレートに入れるのが一苦労だったけど、コマンドだけでクレートに入ってくれる今は、楽だ。食欲魔犬の「クレクレ光線」を回避するため、飼い主も絶食で他県の病院まで一時間ほどのドライブ。しもべはつらいよ(?)

 病院の玄関は、自動ドアと手で開けるドアの二重構造になっている。駐車場から自動ドアまでは、快調だったんだけど・・・自動ドアを入った時点で、はたと、ここがどこか気付いた様子。くるっと向きを変えて、自動ドアから飛び出そうとしました(笑)。もちろん、容赦なく抱き上げて病院の中へ。一旦お預かりしてもらって、麻酔をかける直前に戻ってくることにした。
 午前の診療が終わる頃、再び病院へ。さつき、スタッフに抱っこされて登場。若い女医さんやスタッフのお姉さんにナデナデされて、さつきの奴、「苦しゅうない、なでてたもれ」と、結構リラックスしてます。しかし、二人きりになると、「クレクレ光線」が痛い。オスワリしてみたり、フセしてみたり、どうやったらもらえるのか、小さな脳みそがフル回転しているのを無視するのも大変だ。
 やがて、診察と前投薬(全身麻酔の前に、麻酔中の有害な反応を抑えたり、精神を安定させたりするために投与する薬)のために呼ばれた。簡単に眼を診察してもらった後、首に一発お注射。
「これで別におとなしくなりませんから」
と言う先生の言葉通り、いつものように落ち着きなく過ごした。20分ほど経過してから、いよいよ手術室に入る時間になった。さつき、院長先生に抱っこされても嫌がるでもなく、しおしおと連行されていった。
 待合室からは、当然手術室の中はのぞけないのだが、心電図の音だけがやたら大きく聞こえる。何か、音、乱れてません? 不整脈なのか、さつきが暴れているせいなのかわかりません。まもなく、規則正しい音になったけど、脈、やたらに速い。200を超えている。元々、犬の方がヒトより脈が多いとはいえ、大丈夫なのか? そして、心電図が規則正しい音を刻みだしてからものの5分ほどで、院長先生が出てきた。
「えっ、もう終わったんですか?」
「えっ、早すぎますか?」
や、早すぎるっちゅうか、ちゃんと処置が終了したのならいいんですけど、「15分くらい」と聞いていたものですから・・・
 さつきの麻酔が覚めるのを待つ間に、処置の説明を受けた。鼻涙管は、目頭に近い位置に二カ所出口があるのだけど、下側の管が詰まっているそうだ。結膜炎などの炎症によるものだったら、洗浄したら詰まっていたものが出て、以後よく通るようになるはずなのだが、洗浄しても何も出てこず、水を流すのに抵抗があった。先天的なものか原因は不明だが、管そのものが狭い。洗浄しても、涙があふれるのは治らないかも?ということだった。
 ショーに出すわけじゃなし、視力に影響なければ、治らなくてもいいや。ただし、常に濡れているせいで、その部分が皮膚病になりやすいそうなので、プーチフェイスウォッシュでせっせと拭いてやらなくては。
 さつきの心臓がまだ動いていることを確認して、一旦病院を後にした。

 18:30から19:30の間に迎えに行くよういわれていたので、19:00頃行ったら、受付時間を過ぎているというのに、待合室に犬と飼い主があふれているではありませんか。毎日こんなに忙しいんだろうか。昼休みには手術までしているのに。大変だなぁ。おかげで、さつきを受け取って薬をもらうだけなのに、かなり待たされた。数時間ぶりに再会したというのに、迎えに来てくれたのを喜ぶ素振りは微塵もなく、「早く帰ろうよ〜〜」とリードを引っ張るばかり。いつもながら、素っ気ない奴っちゃのう(T-T)

 帰宅後、さつきが一番にすっ飛んでいったのが、水入れのある(はずの)場所。だが、飼い主により水入れはあらかじめ外されていた。「ナイ!」と恨めしげにこちらをにらむけど、後一時間ほどは、お水も上げられないんだよ〜。昨日の夜から飲んでいないため、脱水が心配。しかも、さつきは、結石予防のため一杯飲んで一杯おしっこしないといけないのに。あちらを立てればこちらが立たず。
 しかし、飼い主だけは無慈悲にもご飯を食べる! クレクレ光線回避のためハウスに入れたら、すぐ寝てしまった。さつきにとっても緊張の一日であったようだ。無事に生還してくれて、取りあえず飼い主、嬉しいよ。

 明けて、今日。朝から水をがぶ飲みです。そして、ものすご〜く濃いおしっこをした。クレクレ光線も、いつもより強烈です。朝ご飯もらったというのに、こんな顔。
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 そして、肝心の流涙は、やはり治っていません。
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 塩塩の顔でいるよりは治った方がいいと思ったけど、まぁいいや。これで、さつきは、ウルウルお目々で他の犬の飼い主さんを見つめ、おねだりして回る暮らしが一生続くのね。

by sawa4482 | 2007-06-19 12:39 | スキッパーキー

生食

"BARF"という言葉をご存じですか?
 "BARF"は、"Best Aussie Raw Food" diet(オーストラリアの最高の生の食餌)でもあり、
"Biologically Appropriate Raw Food"(生物学的に適切な生食)でもあり、
"Bones And Raw Food"(骨と生の食事)でもあるのです。
 要するに、「犬には、生の骨付き肉を中心に与えましょう」という考え方だ。提唱者は、オーストラリアの獣医、イアン・ビリングハースト博士。

 著書を読むと、「ガンから糖尿病まで、これで治った!」的な、インチキ健康食品の宣伝文句みたいなことが書いてあるから、話半分に聞いた方がよいと思うのだが、一つだけ、手放しで賛同したい件があった。それは、
「ドッグフードが出現してから高々70年。犬の身体は、そんな短期間に進化しない。」
という考えだ。これは全くその通りで、進化には、万年単位の年月を要する。だから、進化の過程で犬の先祖が食べていたのに近いものを与えるのが、犬の生理にかなった方法である、というのが、この人の主張なのだ。

 かねてより(特に、ストロバイト結石のための処方食にしてから)、ドッグフードは、本当に犬に必要な栄養素をバランスよく含んだ最高の食事なのか、疑問を感じていた。疑問の要点は、
①こんなペレット状になるほど高温で処理して、微量元素やビタミンが破壊されないのか?
②確かに「粗蛋白○%」と書いてあるが、植物由来のタンパク質で嵩増ししているのではないか?(先般アメリカで、中国産原料のせいで多くの犬猫が死んだのは、小麦グルテンが原因)

 とはいえ、生肉にはどうしても食中毒や寄生虫の危険がぬぐい去れない(博士は、犬は元々ンコを食う動物であるから、少々の細菌は平気なのだと言う。我が家に、ンコ食っても平気なサンプルが一頭。笑)。第一、毎日肉をやれるのは、肉の値段が日本の何分の一の価格でしかないオーストラリアならでは。日本でそれができる家庭が、いったいどれだけあるだろうか?
 全面的に生食に切り替えるのは、色んな点で不可能だが、カロリーや脂肪酸組成を勘案しながら、時々手作りご飯に挑戦しようと思っている。なので、買った。「食品成分表」↓
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 中学校の家庭科で、買わされたよな〜。家庭科は嫌いだったけど、後のダイエットに食品成分表はずいぶん役に立った。一時は、歩くカロリーブックだったこともあったよねー。と、懐かしく思った。

 試しに、生の手羽先(鶏でも、生なら骨も危険でないそうだ。気になるなら、骨ごとミンチにせよとのこと。)を与えてみた。狂ったように飛びつくかと思いきや、「何これ?食べられるの?」って感じで、匂いを嗅いだり、くわえたり離したり、しばら〜く思案してから、ようやくちびちび食したのでした。う〜む、あの食欲魔犬が一体どうしたことだ? 私が食べているものなら、初めて見る食品でも必ず「クレクレ光線」を発射するくせに。あっ、そうか、最初に私が食べてお手本を見せてやればよかったんだ・・・・・
              絶対、お断り!

追記;誤解のないよう、念のために申しますが、私は決して「原始生活=健康的」と思っているわけではありません。人が長生きするようになったのは、医療を含む文明のおかげです。石器時代の暮らしに戻ったら、日本人の平均寿命は間違いなく今の何分の一かになるでしょう。リビングハースト博士も、獣医ですから医療を否定してはいません(これこれの場合には獣医にかかりなさいとアドバイスしている)。ただ、ドライフードだけで生きるのは、人が高カロリー輸液だけで生きるのと同じくらい不自然だと言いたいんだと思います。

 後で色々検索していたら、BARFを冷凍で売っているサイトもありました。BARFに必要な材料が全て入っていて、解凍して与えるだけ! でも、すご〜〜く割高。毎日は、無理。

by sawa4482 | 2007-06-14 12:04 | スキッパーキー

また行ってきた、鬼澤先生のアジリティセミナー(一日目)

 二日目の方が先にupされたのは、教わったことを忘れないうちに早く書き留めておきたい気持ちもあったのだが、何しろ一日目が大変後味が悪かったもので・・・

 初日は、初級クラス。西日本は大雨・落雷の恐れありだったのに、ドッグランに到着した時は薄日が差していた。みんなで元気に朝の挨拶。
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 これならどうやら天気が持ちそうと期待したのも束の間。準備運動のオビをしている最中から、空が薄暗くなってきた。「フセでマテ」の時、ついに遠くで雷がゴロゴロ鳴った。雷恐怖症のさつき、フセていたのにガバッと立ち上がってそわそわし始めた。ありゃー、悪い兆候だわ。まもなく雨まで降り始め、全員テントの下に避難して、そこでオビの続き。けど、さつきは全く集中できない。終いには、バケツをひっくり返したような雨がテントに当たるバチバチという音と、大きくなる一方の雷鳴との二重奏に、さつきさん、何と、ガタガタ震えているではありませんか。先生に断って車の中に避難した。はぁぁぁ、幸先悪っっっ。
 しかし、天気回復の見込みなしと判断したか、学校の方で続きを行うことになり、その場は撤収した。

 六甲アイランドに、ものすごく立派な10階建ての動物専門学校がある。先日テリー・ライアンのセミナーがあったF市の某A専門学校の比ではない。アジ練だって、広々〜。けど、再開した時にはすでに1時を回っていた。この日の参加者は、アジが初めてという人から、競技会レベルまで様々。なので、初めての人と経験者とは、別メニューだった。↓初めてのハードル。
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 そうそう、私たちも初めはこうだったよな〜、犬と一緒にハードルを跳び越えたり、一本飛べたと言ってはおやつをやったり・・・

 と、このあたりまでは余裕でいられた。が、いざ自分の番が来ると、さつき、やる気なしなしオーラ全開です。飼い主に注目してないし、走るのも遅い。特に、スラロームときたら、亀ののろいか。さつきが下を向いてノロノロ歩いていたら、ダメ出しされた。
「下を向いてやる気がない時は、やめさせてやり直し。40〜50%の力でOKを出すと、それを容認することになる。そうじゃなくて、常に100%出させなければいけない。」
 うーむ、今日のさつきに100%出させることができたら、名人だよ。嫌々やっているのがありありなのを、何とかなだめすかして続けていたら・・・
 何をしている時だったか、思い出せない。直前の記憶が、全部ぶっ飛んでいるのだ。突然、狂ったように体育館中を走り回り始めた。他の人たちがやっている場所も邪魔し放題。当然、呼んでも来ない。逆上のスイッチが入った私が放った言葉。

「バカ犬〜〜〜〜、コロス!!!」

 本当に、そう言った。

 周りを見る余裕はなかったが、その場にいた人たちはきっとア然としただろうな。こういう時のさつきは、絶対捕まらない。最後は、自らトンネルに入ったところを、鬼澤先生と私とで出入り口を塞ぎ、私がさつきの首をつかんで引きずり出した。当然、反省部屋(=クレート)行きです。
 カッカしている私を、鬼澤先生が一生懸命なだめようとする。練習なんだから、こういうことが起こった時のトラブルシューティングを学習する機会にすればよい。周りのことは、僕が気を付けるから、他の人の迷惑になるとか、そういうことは考えなくていい。
 先生のおっしゃることは、いつも正しい。しかし、私の頭の中では、

こんなに時間とお金をかけても、ちっともよくならない。
さつきがダメダメだから、こうやってセミナーまでやって来てるのに。
少しも直ってない。
効率悪い。
相棒がさつきじゃなかったら、もっと上位に行けるのに。
もう、アジ、やめようかな・・・・


 こんな思いが繰り返し湧いてきて、気を鎮めて再開するのはできそうもないと思った。けど、ここまで来て途中でやめて帰るわけにもいかない。しかも、練習するからには、ないやる気をかき集めてさつきの気分をよくしなければならない。しかし、これは、あんなことがあった後では、大変難しいことだ。この日、経験者は、コンタクト障害、トンネル+スラを繰り返し練習したのだが、最後までさつきは全くやる気を見せなかった。何度もふらふらさまよって、その都度首輪をつかんで引き戻さなければならなかった。
 まあ、それでも、嫌々ながらでもかろうじて最後まで練習を続けられたし、他の犬に突進しなかっただけ、まだマシか・・・相変わらず、進歩がないねぇ。

 実を言うと、この日何を教わったのか、よく覚えていない。サイテーの気分は、翌日の練習開始まで続いたのであった。

by sawa4482 | 2007-06-11 13:23 | スキッパーキー

また行ってきた、鬼澤先生のアジリティセミナー(二日目)

 今日は、昨日とはうってかわって晴れ。暑くなりそうだ。暑いと、露骨にやる気のないところを見せるさつき。それでなくても、昨日のせいで飼い主のやる気も凹凹凹・・・・。やる気のないコンビで、一体どうなる? 

 この日は中・上級者クラスだった。午前の内容は、「ハードルの真上にジャンプの最高点を持ってくる練習」。
 ハードルを4基、通常より狭い間隔(スモールで1.2mくらい、ラージはもう少し広く)で直線に並べる。この間隔だと、着地と同時に次の跳躍に入らなければ間に合わない。走り方は、以下の3通りある。
①犬を待たせて、飼い主がゴール地点まで移動、そこから犬を呼び込む。
②飼い主はスタート地点から動かず、犬だけがゴールまで走る(ゴールには他の人がご褒美を持って待っている)。
③犬と飼い主が併走。
 うちの教室でも、ハードルを落としがちな大型犬が同じ練習をしているが、さつきは初めて。ゴール地点から「コイ」と呼ぶと、一目散に駆け寄ってきた・・・・・・・・・ハードルをくぐって(爆)
 何度やっても、くぐるのと跳ぶのとを交互にする、三本目だけ必ずくぐる、等々、人間には思いつきもしないありとあらゆるマチガイを見せてくれた。もう、笑うしかなかった。
 こういう時は、(1)最後の二本から始めて、できたら三本→四本とふやしていく、(2)ハードルを下げる、の二つのやり方がある。が、ハードルを跳ぶ感覚を体で覚えさせるので、できるだけ競技会と同じ高さで練習するのがよい。とはいえ、くぐることを覚えてしまうよりは、(2)の方がまだまし。
 さつきがまともにできたのは③だけだった。帰ってからの課題だなぁ。

 続いて、目的は同じだが、↓のように、9基のハードルをUの字型に配置する。
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 この時のハンドラーの注意点は、
①犬から目を離さないこと
②犬より先行しないこと
③ハードルのウィングすれすれを走ること
④ゴールしたら、円の内側でなく外側の方に駆け抜けること

 これは、ハードルをくぐることも落とすこともなく、無難にこなした。しかし、本当はハードルの間を一歩で跳ばなければならないのに、間をちょこちょこ走っている。間の取り方は、これまた帰ってからの課題だな。
 この練習は、他の犬が続けて二往復走るところを、さつきだけは一往復だけで交代するように指導が入った。普段の練習でも、お師匠様から「さつきはこの辺でやめておこう」と言われることはたびたび。根気のなさが、誰の目にも明らかなのね(T∇T)

 午後からは、「コンタクト障害やスラロームに、犬が自分で入口を捜して入る」練習。コンタクト障害と直角の位置にハードルを置き、ハンドラーはそこから前に出ずにハードルを跳ばせてからコンタクト障害を登らせる。この時のコツは、「障害そのものではなく、犬が障害に向かって方向転換する位置を指さすこと」。障害そのものを指さすと、障害に向かって直進して横入りしようとする。ご存じの通り、コンタクト障害を横入りすると、落下したり登り切れなかったりすることがあるから、必ず手前で向きを変えて障害の正面から入って欲しいのだ。
 これは、ハードルとコンタクト障害が3mくらいの距離の時はすぐ理解したのだが、5mくらいに離すと、特にシーソーはなかなか理解できず、シーソーの横に立って「どうすればいいの?」とでも言いたげにこちらを振り返るばかりした。できない時は、ハードルより少し前に出て手で指示する。この時も、指さすのはあくまでもコンタクト障害より手前の地面

 スラロームは、やはり離れたハードルから前に出ずに犬に正しい入り口を選ばせる。ハードルとスラの角度が30°、60°、90°の順に、難易度が高くなる。さつきは、ヒールポジションからだと60°でも入れるのに、サイドポジションからだとどうしても反対から入ってしまう。こういう時は、スラの延長線上からまっすぐはいる練習から始める。近くから始め、できたらだんだん距離を伸ばしていく。入口を指示することはせず、あくまでも犬に自主的に正しい入り方を選ばせること。

 午後は人も汗のでる暑さで、元々少ないさつきの集中力が急速に減っていったから、おだてて乗せるのが大変だったよ。鼻先おやつだけじゃもう効き目がないので、遊んでじらして「そのおやつ、よこせ〜〜〜」になってからスタート、迷っていたら必死に「up、up、アップ、アップ、あっぷ、あっぷ・・・」(溺れてるのかっっっ)、できたら大袈裟に喜んでやって、もう、人目なんか気にしてられませ〜ん。

 ところで、この日は脱走しなかったのかって?? いいえ〜、そんなはずありませんっっっ(笑)。何度もふらふらいなくなった。ただ、超高速で走ったのは一回だけ。それも、すぐ電池切れになって、最後は呼べば戻ってきた。その他は、隙あらば日陰に逃げ込むのを、カラーをつかんで捕獲。やはり、暑さのせいか、逃げ足にも切れがなかった。

 本日の仕上げに、ビギナー1、ビギナー2相当のコースを組んで走った。コースを走るに当たっての注意点は、「犬から目を離さないこと」
 「飼い主がよそ見をしているのに、犬にだけよそ見をするなとは言えないでしょ」
「失敗しても、アーとか、ウーとか、言わないこと」

 これには、みんな爆笑だった。皆さん、身に覚えがあるんだな。
 それにしても、本人は意識していないと思うが、鬼澤先生って、名言の宝庫だねー。
 
 さつきの集中が底をついて今にも放浪の旅に出そうだったので、ちゃんと走れるか不安がないといえば嘘になる。そんな心配をよそに、さつきは全力で走ってくれた。いや、全力で走ったのは、飼い主の方。危うく「子供の運動会で転ぶお父さん」になりそうだった。途中で一度「さつきから目が離れてるよっっ」と大きな声で注意されたけど、さつきの方がよく指示を見ていて、ノーミス完走した(つーか、ほとんどの犬がノーミスだったんだけどね)。そして、最後に、一番好きなおやつをもらえたのでした。フードとおやつだって、三日分プラスα持ってきたのに、二日間でほとんど食べ尽くし、しかも水をいつもの3倍くらい飲むから、終わる頃には、抱っこするとずっしり重かった(笑)。6kg位あったぞ、きっと(もとは5.2kg)。

 この日の総括。
①犬から目を離さない。そのためには、検分をしっかりしてコースを頭に入れ、本番では犬だけを見ていればいいくらいまで下準備をする。日々、恐ろしい勢いで脳細胞が死んでいく飼い主にとって、大変難しい注文だ(笑)。
②日常の練習は、現在のさつきの実力より簡単なことをやらせる方がいい。
③3回やってできない場合は、簡単なレベルからやり直す。
④犬も飼い主も集中力を付けるには、簡単でいいから長いコースを走る。


 さて、終わりよければ、で、気分良く会場を後にしたのだが、さつきはホテルに戻るなり爆睡。そして、飼い主は筋肉痛で歩き方がぎくしゃくしているのであります(笑)。

by sawa4482 | 2007-06-10 23:16 | スキッパーキー

懐かしくて、つい・・・

 限定復刻だそうです。
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 ここ2、3年、カレーは「スリランカ風カレースパイスセット(正体不明の葉っぱや草の茎も入っているw)」で作ってルーを買わなくなったのだけど、スーパーの店頭で見かけて、つい買ってしまった。尤も、記憶にある限り、我が家ではバーモントカレーだったから、実際にこれを食したことがあるかどうかは不明だ。何年かぶりに、ジャガイモとニンジンの入ったカレーを作った。肉も、角切りではなく、敢えて昔と同じように薄切りにしてみた。
 子供の頃は、カレーですらごちそうだった。カレーの日は、よく肉を買いにお使いに行かされたことを思い出す。大人2人、子供2人用に、たった「100g」だけ買って、一度できっちり食べきる量だけ作った。子供の時は気付かなかったけど、我が家って、ビンボーだったんだねぇ(笑)。学校で「今朝は、昨夜の残りのカレーだった」と言っているのを聞いて、帰宅してから、
「○○君は、朝ご飯がカレーだったんだって。お金持ちだね。」
と言うのを、親はどんな気持ちで聞いたのだろうか。
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 これこれ、この黄色、糊が入っているかのようなとろみ、人工的なスパイスの香り。なるほど、ウスターソースが合うわ(笑)。
 昔は、カレーにウスターソースをかけて食べませんでしたか? 一定以上の年代の人に限られるとは思うけど。

 ところで、「黒狸亭」、このところ閉店が続いておりましたが、忘れた頃に更新しております。たまにはご来店下さいませ。

by sawa4482 | 2007-06-04 13:00 | 食い物