さつき、にわかアイドルになる(その1)

 今日、犬の撮影会があった。ドッグスポーツの大会などで活躍しているプロのカメラマンの手で、愛犬の姿を残そうという企画だ。実は、犬の運動会を撮って頂くご縁で、10月に一度撮影会も開いてもらったのだが、さつきの番が来る頃になって天気が悪くなり、中断。日を改めて、今日撮り直すことになった。黒い犬は、天気が悪かったらただの黒い塊になるし、天気が良すぎたら良すぎたでコントラストがきつくなりすぎ、プロ泣かせの被写体なんである。ちなみに、先日撮ってもらえずに今日集まったのは、黒ラブ、ボーダーコリー、スキッパ。う〜ん、なるほど、黒度が高いわ。
 朝から市内のS公園に集合。よく晴れて爽やかな陽気だ。紅葉も見頃で、よい写真が撮れそう。それぞれ、座り姿、立ち姿、そして走っているところを撮る。

↓撮影会の様子
さつき、にわかアイドルになる(その1)_b0066826_2135355.jpg

 前で手を振っているのが飼い主さんで、リードを持っているのは別の犬の飼い主さんです。

↓走っている姿を撮影。
さつき、にわかアイドルになる(その1)_b0066826_21382191.jpg

↓さつきの番。私は、カメラマンの後ろで、自分のカメラを構えつつ、さつきを呼んでいます。
さつき、にわかアイドルになる(その1)_b0066826_2140407.jpg



 一通り取り終えてから、カメラマンを含む全員で、ドッグショー会場に移動した。こんな地方都市には珍しく、全犬種クラブ展があったのだ。市内にいくつかあるJKCの支部主催のドッグショーはあるが、ショー自体はもっと大きな近隣都市で行われることが多いようで、めったにないチャンスだから、見逃す手はない。
 小さな支部のだからしょぼいショーかと思っていたら、予想外に立派だったのに、まず驚き。会場になったグラウンドには、テントが立ち並び、色んな犬を入れたケージやサークルが所狭しといてある。全犬種展だけあって、犬種図鑑さながらに色んな種類がいた。スキッパ関連でいうと、ベルジアンタービュレンが一頭だけ出陳していた。地方のショーでこれくらいなんだから、全国大会や国際大会になったら、どれだけすごいんだろう。

 それにしても、ドッグショーというのは、全く無縁の我々にとっては\(◎o◎)/!の連続だった。
 小型犬が、チョークチェーンとしっぽの付け根を持って釣り下げられて移動させられていたのには、目が点。リングに入ってからでも、ハンドラーがコームをかけるだけならまだしも、リングの外から関係者が手を伸ばしてブラッシングしてたり。犬にスプレーしてたり。まあ、ショーにまつわる色んなうわさ話は耳にするけどね。
 ベビーの部では、ボクサーとドーベルマンが、断耳の後矯正するための思われるが、白い厚紙を耳の形に切った物を耳の前に張り付けていた。それを、カチューシャ状のバンドで頭の固定していて、見ようによっては丑の刻参りの時にかぶる「鼎」に似ていて笑える。
 どの犬も、何をされても全く抵抗せず。リング内では、立ったまま微動だにせず。さすがに、ショーに出る犬は違うねー。自分のブースで待機中も、ほとんど吠えないし、トリミング台にずーっと乗せられて立ったままうとうとするようになってもじっとしてるし。家庭犬としてのしつけで精一杯の我々は、お呼びじゃないわ〜。
 なんてことをぺちゃくちゃしゃべりながら見ていたら、4〜5人の若い女の子に取り囲まれてしまった。な、何かご用で・・・(続く)
 

by sawa4482 | 2004-11-23 21:51 | スキッパーキー