アジ漬け

 遠く熊本で、アジ三昧の三日間を過ごした。初めの二日はマルコ・モーエンのセミナー、そして今日はアペックスクラブ競技会。

 一言で言えば、「犬とハンドラーの未熟さを痛感した三日間」であった。

 セミナー1日目。
 ハードルとトンネルのシークエンスで、ひたすら「理想的な走行ライン」を追求する。某先生の口癖がここから来ていることが、判明した。初めのうちは、何を要求されているのかもわからず、アワアワ(通訳がいたので、言語のせいではない)。何しろ、DSJのアジリティ年間ランキング上位の人と同じ課題なのである。できるまで何度もやり直しをさせられて、体力的にキツ〜。「犬にやる気がない」「犬とのコミュニケーション不足」と指摘され、精神的にも凹む。
 しかし、初日最後にコースを走る頃には、「理想の走行ライン」とやらが、いささか掴めるようになってきた(ような気がする)。

 セミナー2日目。
 競技会形式でのコースセミナー。全国から70名ほどの参加があった。有名な訓練士が何人もいた。そんな中、一昨年のヨーロッパ選手権のファイナルと同じAGのコースをノーミス完走したのも(スタートをやり直したから、実際の競技だったら失格だし、タイム減点もついたはず)、あの難易度であのメンバーの中、JPが13頭中4番目の成績だったのも、立派だと思う。



    が、




 肝心の競技の方は、JP・AG共に失格。W失格は、初めて。遙々熊本くんだりまで、何しに行ったんだかorz
 それ自体ショックだが、それ以上に、内容が悪過ぎ。テンション低々で、拒絶3。ずっと呼び続けて、疲れたわ。ドラハでのンコ失格といい、テクニック以前での失格が多すぎる。スラとシーソーに気を取られていたが、テンションが一番の敵であったとは! 
 3日間スラを1度もミスらなかったのが、小さな慰めです。

 「楽しかった」というより「きつかった」という印象が残ったセミナーだったが、もう一度あったら、また行くと思う。
 その前に、九州から帰ったばかりだが、今週の金曜日にはまたも九州入り。次は、OPDES。いっそ、そのまま九州にいればいいのに??? いえいえ、出陳料を稼がなければなりませんから。
 
 それにしても、2頭続けてテンションの低い犬になるとは、「飼い主がダメダメだから」と言われているようで、凹むわ〜(×_×;)

by sawa4482 | 2010-04-18 22:43 | アジリティ