倉敷観光案内part1

 それにしても、先週はよく雨が降ったな〜。そのせいで、さつきは木曜アジ倶楽部以外、外に出ていない。さつきがグレるのも時間の問題だ。そこで、長いお散歩を兼ねて倉敷まで足を延ばしてみた。
 雨は上がったものの、風がぴゅーぴゅー吹いて寒いよ〜。途中、高速では雪が舞っていた。

 倉敷といえば、岡山県では唯一と言ってもいい全国区の観光地だ。その昔「アンノン族」という言葉がはやった頃は(←一体いつの時代だよ)、アンアンやノンノを手にした若い女性が、それこそ全国から押し寄せたものだ。とっくの昔に死語になった現在、倉敷はどうなっているだろう。

 寒風吹きすさぶ中だというのに、美観地区の中心、運河沿いは、ご覧の通り。倉敷人気健在のようだ。
 
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 アイビースクエア。倉敷紡績の工場だった建物を、ホテルに改築したもの。レンガとツタのコントラストが美しい。
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 大原美術館。門をくぐると、ロダン作「カレーの市民」が迎えてくれる。
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 大原美術館は、倉敷紡績の社長だった大原孫三郎氏が、私財を投じて設立した。エル・グレコの「受胎告知」やモネの「睡蓮」はじめ、美術の教科書で名前を見かける有名な画家の作品が数々展示してある。それらは、大原氏が、岡山生まれの画家・児島虎次郎をヨーロッパに派遣し、買い付けさせたものだ。その価格を現在の貨幣価値に換算すると、数百億か数千億か。蔵に仕舞い込むことなく、一般に公開した点が称賛に値する。バブルの頃、名画を法外な値で手に入れたあげく、自分が死んだら絵も一緒に焼くようにと抜かした現代のバカ経営者とは、何という違いであろうか。

 散策に疲れたら、小田珈琲店で一休み。
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 犬連れのために別室が設けてあるのが嬉しい。
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 コーヒー専門店なので、食事らしいものと言ったらピザトーストかホットサンドしかないけどね。専門店だけあって、コーヒーの種類は豊富。ケーキセットもある。
 さつきったら、私がトイレに行っている隙にこんなことを・・・↓
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 くつろいで元気を取り戻したら、散策の続きに出かけよう。(この項、続く)

by sawa4482 | 2005-02-20 17:33