まだまだ続く、1度への道
徳島であったクラブ競技会とブロック競技会に、二日連続で行ってきた。今回は、アジを続けるかどうかを決める大切な大会だった。それどころか、結果次第では、さつきは吉野川河川敷を放浪する野良狸になるかもしれないのだ。
一日目のJP。さつきは、競技会では落ち着いてマテができないので(180度向きを変えてそのまま退場する可能性大)、座らせて私が身体を持ち、離すと同時にスタートという方法を取っている。しかし、会場に入ったとたん落ち着きを失って、辺りをきょときょと見回す。スタートポジションに付けても、なかなか座れない。やっと座っても、視線があちこちさまよっている。その時点で、これはもうダメだとわかった。
いざ、スタート・・・あああ、やっぱり。ハードル二つ跳んでから左に曲がってブラックトンネルに入るはずが、トンネルの向こうに行ってしまった。やっと呼び戻してトンネルに入れたものの、出てきたら再び放浪の旅に。ウロウロしているうちに違うハードルを跳んでしまって、失格。でも、前回と違うのは、そのまま勝手に退場せずにちゃんと捕獲されたこと。これで、「一緒に退場する」という目標は達成したぞ!・・・・って、そんな低い目標を掲げている人は、他にいないだろうな、きっとorz。
AGでは、ちゃんと座れて、視線もしっかり私の方へ。身体が前傾しているのは、やる気になっている証拠。JPよりはましな結果が残せるかも? 一人で先に行かずに併走するし、鬼門の方向転換も、ちゃんとコマンドが聞けている。何と、ハードル後一本でノーミス完走というところまで来た。ところが、その一つ前のソフトトンネルを出たところで、さつきの姿を見失ってしまった。左側を走っていたはずなのに、いつの間にか右に回り込んでいて、気が付けば最後のハードルの向こう側にいるではありませんか。ここまで来て失格になったら、泣くに泣けない。慎重に呼び寄せて最後のハードルを跳ばせ、完走。58頭中26位だった(完走率67%)。
スラローム。
次に方向転換があるため、呼び戻しの雄叫び中。
ゴールの瞬間。
(春ママ、写真ありがとう)
完走なんて、みじんも期待していなかったので、不思議とPRを逃した悔しさは全然なく、完走したことが嬉しかった。
勝因は、最初にハードル二本とドッグウォークが一直線に並んでいたことだろう。高い場所の好きなさつきは思わず駆け上がって、そこで我に返って私のコマンドが耳に入るようになったのだと思う。それにしても、のろかった。お師匠様に「体調が悪いのでは?」と言われたくらいだ。たとえ減点なしだったとしても、あのスピードでは10位以下だった。でも、今はスピードよりコントロール!表彰台よりノーミス! いつもこれくらいならコントロールしやすいのに。
完走したことで、行こうかどうしようか迷っていたドラハに、俄然行く欲が出たのだった。(「欲」と「意欲」は、似ているようで微妙に違う)
(続く)
一日目のJP。さつきは、競技会では落ち着いてマテができないので(180度向きを変えてそのまま退場する可能性大)、座らせて私が身体を持ち、離すと同時にスタートという方法を取っている。しかし、会場に入ったとたん落ち着きを失って、辺りをきょときょと見回す。スタートポジションに付けても、なかなか座れない。やっと座っても、視線があちこちさまよっている。その時点で、これはもうダメだとわかった。
いざ、スタート・・・あああ、やっぱり。ハードル二つ跳んでから左に曲がってブラックトンネルに入るはずが、トンネルの向こうに行ってしまった。やっと呼び戻してトンネルに入れたものの、出てきたら再び放浪の旅に。ウロウロしているうちに違うハードルを跳んでしまって、失格。でも、前回と違うのは、そのまま勝手に退場せずにちゃんと捕獲されたこと。これで、「一緒に退場する」という目標は達成したぞ!・・・・って、そんな低い目標を掲げている人は、他にいないだろうな、きっとorz。
AGでは、ちゃんと座れて、視線もしっかり私の方へ。身体が前傾しているのは、やる気になっている証拠。JPよりはましな結果が残せるかも? 一人で先に行かずに併走するし、鬼門の方向転換も、ちゃんとコマンドが聞けている。何と、ハードル後一本でノーミス完走というところまで来た。ところが、その一つ前のソフトトンネルを出たところで、さつきの姿を見失ってしまった。左側を走っていたはずなのに、いつの間にか右に回り込んでいて、気が付けば最後のハードルの向こう側にいるではありませんか。ここまで来て失格になったら、泣くに泣けない。慎重に呼び寄せて最後のハードルを跳ばせ、完走。58頭中26位だった(完走率67%)。
スラローム。
次に方向転換があるため、呼び戻しの雄叫び中。
ゴールの瞬間。
(春ママ、写真ありがとう)
完走なんて、みじんも期待していなかったので、不思議とPRを逃した悔しさは全然なく、完走したことが嬉しかった。
勝因は、最初にハードル二本とドッグウォークが一直線に並んでいたことだろう。高い場所の好きなさつきは思わず駆け上がって、そこで我に返って私のコマンドが耳に入るようになったのだと思う。それにしても、のろかった。お師匠様に「体調が悪いのでは?」と言われたくらいだ。たとえ減点なしだったとしても、あのスピードでは10位以下だった。でも、今はスピードよりコントロール!表彰台よりノーミス! いつもこれくらいならコントロールしやすいのに。
完走したことで、行こうかどうしようか迷っていたドラハに、俄然行く欲が出たのだった。(「欲」と「意欲」は、似ているようで微妙に違う)
(続く)
by sawa4482 | 2006-11-18 16:50 | スキッパーキー