初夏の一人キンデルパーク

 GWのとある一日、雲一つない天気に誘われて、一人と一匹、またもやキンデルパークに吸い寄せられてやってきた。
 前回みんなと花見に来た時散り始めだったソメイヨシノはすっかり葉桜になり、入れ替わりに八重桜が満開だった。周囲の林はほぼ裸木だったのに、わずか2週間で若葉をまとい、山は一面の新緑に覆われていた。パークの至る所は、花盛り。どこを切り取っても、色とりどりです。
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しかし、昼前だというのに、気温はたちまち上昇。まっくろくろすけ、今一つパワーが出ません。この日は、アジ練はせず、新緑の山をバックにフリスビーで遊ぶ。
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 いくら犬に能力があっても、投げ手がへっぽこなので少しも上達しません。
「おかーさん、もっとちゃんと投げて下さい。これでは、取れません。」
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 日向にいると人も暑いので、遊ぶより木陰で休む時間の方がずっと長い。葉擦れの音とウグイスの声を聞きながら川を渡ってくる涼しい風に吹かれていると、時間が経つのを忘れる。いっそ、ここに家を建てて住み着いてしまいたいくらいだ。
 来るたびに、季節の移ろいに従って違った顔を見せてくれる。こんなに素敵な場所を提供して下さって、ありがとう。

by sawa4482 | 2007-04-29 16:14 | スキッパーキー